冷笑する社怪学者と勝利するインスタ医療団

自己決定権とワクチン接種の義務化 – HPVワクチンと MizuhoH 氏 第3回

 

ワクチンって副作用が何パーセントでリスクがあって、でも効果はあって、という判断を母親に委ねてきた歴史があるわけでしょ。いわばいのちのリスクを母親に課してきたわけだよね。そこの負担に目をつぶって、

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https://twitter.com/yzcyzf/status/1098220006167392258
スクリーンショットを提示したのは、性格色覚W異常フニクラ@1メートル君は60センチ氏(以降、性格色覚W異常フニクラ氏とさせていただきます。)のツイートが MizuhoH 氏によってリツートされたことを示すためです。
アーカイブでは、リダイレクト元に MizuhoH 氏のリツイートIDが記録されていることからも、それが証明出来ます。
MizuhoH 氏による、ワクチン接種の判断が保護者、それも特に母親にとって負担となっているという指摘がありましたが、性格色覚W異常フニクラ氏のツイートをリツートしたことによって、ワクチン接種の義務化という主張に進化していたことが明らかになりました。
 

日本のワクチン接種の歴史

ワクチンには、個人の感染を予防する・集団免疫を獲得する・疾病の治療目的ではなく健康な体に接種して可能性は僅かではあるけれど副反応の恐れがある、といった複雑な側面があり、母親の負担になるから義務化しよう等と単純にはいきません。
日本では、
1989年にMMRワクチン(麻疹+ムンプス+風疹)が導入されたが,ムンプスワクチンの成分による無菌性髄膜炎が約500接種に1人の割合で発生し,1993年にMMRワクチンは中止された。この状況を受け,ワクチンの後遺症で苦しむ患者団体が国を相手取って訴訟を起こし,その結果,国は相次いで敗訴,賠償責任が問われることとなった。こうした社会状況の中,1994年の予防接種法改正により,接種はそれまでの「義務規定」から「勧奨(努力)規定」に緩和され,また「集団接種」から「個別接種」へと移行されることとなった。 医学書院/週刊医学界聞(第3058号 2014年01月06日) 太字はブログ管理人
という経緯があります。
また、上記の引用元サイトでは、「定期接種」に比べ「任意接種」の費用負担が大きいことと、接種勧奨が行われないことによる問題点、すなわち、 任意接種ワクチンで予防できる疾患が流行している現状があると指摘しています。
さらに、乳幼児期に複数のワクチンを限られた期間内に接種する「同時接種」が有用であるものの、日本での「同時接種」の歴史が浅く、それに伴い医療者の間でも十分な理解が得られていない、つまり「同時接種」に対しての不安が存在すること。
「同時接種」への不安をなくすためにも,異なる病原体のワクチンが1つのシリンジに入った「混合ワクチン」に期待したいが、日本では混合ワクチンの種類が少ない点を指摘しています。
 

世界のワクチン情勢

From Vaccination policy. In Wikipedia,
Wikipedia contributors. (2019, February 27). Vaccination policy. In Wikipedia, The Free Encyclopedia. Retrieved 08:18, March 1, 2019, from https://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Vaccination_policy&oldid=885299613
ウィキペディアから引用してきた表では、ワクチン接種を義務としている国は36カ国中15カ国です。
義務化していない国でも、オーストラリアとカナダでは州によって違うようです。またアメリカ合衆国ではワクチン接種が義務とはされていないものの公立学校の入学にはワクチン接種証明書が必要となるようです。
この表では、イタリアがワクチン接種義務国となっていますが、
昨年、このような報道があったことから、表中の情報がアップデートされていないのだろうと推測できます。
ワクチンをめぐる政策を政治やイデオロギーに利用しようとする動きは日本でも現在進行形で見られるところです。
また、「予防接種 – 自由意志と強制の間」という文章では

移民による社会情勢の変化、人権意識の拡大、反ワクチン運動の流行などが集団免疫の低下を招き予防接種制度の見直しを迫られている。自由意志や自己決定権の尊重はしばしば予防接種の強制を受け入れない事が多い。最近の伝染病の流行は予防接種を促進するための法的措置を講ずる必要性を明らかにした。

としたうえで、

予防接種を拒絶する人が感染症に罹った場合は、その治療コストを高く設定することで、自己決定権を尊重しつつも、反ワクチンの意志決定プロセスに影響を与えよう。

という提案だと、私は解釈しました。(英文の読解には全く自信がありません。誤りがありましたらご指摘ください)

ジョグジャカルタ原則

 
第18原則 医学的乱用からの保護
万人は性的指向や性同一性により医学的、心理学的治療や臨床検査を強要されない。あらゆる分類(DSM-IVやICD-10)の規定に拘わらず、個人の同性や両性への性的指向や身体とは異なる性同一性はそれ自体は病気ではなく、その意識を治療されたり抑圧されない。
国家は、(a)性的指向や性同一性を理由とした危険な治療から、それが行動や身体的外観、認知された性概念に関する文化やその他に由来するステレオタイプを理由とする場合も含めて、保護されるようにあらゆる立法的、行政的手段を講じる。(b)特に児童の体は児童の最善の利益の原則に従い、成熟に応じて十分なインフォームド・コンセントが得られるようになるまで医療介入から保護されるようにあらゆる法的、行政的手段を講じる。(c)児童が医療乱用の危険にさらされないように保護機関を設立する。(d)多彩な性的指向や性同一性を持った人々を非倫理的或いは意志に反した予防接種や治療、エイズやその他の感染症に対する抗ウイルス剤の投与も含めた医療行為や実験から保護することを保障する。(e)こうした乱用を招きかねない診療基準や計画を見直し改正する。(f)あらゆる医学的、心理学的治療やカウンセリングは直接的ないし暗示的に当事者の性的指向や性同一性を病気として治療したり抑圧したりしないことを保障する。
ジョグジャカルタ原則. (2019, February 1). In Wikipedia. Retrieved 14:50, February 1, 2019, from https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ジョグジャカルタ原則&oldid=71502941
 
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※英語原文はこちら Yogykarta Principles(PDF書類)
ウィキペディア日本語版によると、 正式名称:性的指向と性同一性に関わる国際人権法の適用に関する原則だそうです。
個人の意志に反した予防接種や医療行為から保護することを保障する。ことを提言しています。
 
どうやら、予防接種を義務化しても必ずしも摂取率が上がるというわけでもなさそうです。この辺はもう少し調べてみる必要がありそうです。
これまで見てきたように、予防接種をめぐる政策には、人権(自己決定権)、予防接種を拒否する保護者の子供の保護、公共の福祉(公衆衛生)、医学的合理性、社会不安、等々の複数の因子があり、母親の負担だけを根拠に 義務化しかないんだよ。といわれましても、難しいと思います。
また、仮に予防接種が義務化されるにしても法制化から施行されるまでには長い時間が掛かることでしょう。
ワクチン接種が自己決定に委ねられている日本で、HPVワクチン摂取率が先進国の中でも特に低い現在、今出来ることは正しい知識の普及とそれによる不安の解消、政治やイデオロギーやその他の思惑から発せられる不安を煽るデマや印象操作の撲滅でしょう。
不安に囚われた母親に共感するまでは良いですが、同一化してしまっては一緒に底なし沼に沈んでしまうことになりかねません。
こちらのブログでも、個人の自由と公共の福祉の兼ね合いとツイッターでのワクチン論争について語られています。
 
 
 
 

任意接種の場合、実質的に子どもの摂取を決めるのは親、母親という現実を丸無視してるからなんですよね。

子宮という臓器に、医療から介入することの権力知に対して、木村先生ほど無邪気にはなれないよね、歴史的にそれで女性はさんざん痛い目みてきたよね、すっごい痛い目みてきたよね、という話なんです。

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女性の身体性を巡る専門知を肯定し、宣伝するのに、政治的に寄って立つお立場のなかにフェミニズムが入っていないことは理解しました。

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冷笑する社怪学者と勝利するインスタ医療団

 

ツイッターでは反ワクチンを狩れないからインスタに行くか、とかすごいなあ。典型的な暴走する自警団じゃん。

このアカウントの医師、やはり反ワクチンや自然派バスターのノリで、よく見るタイプですね。最近、医師でインスタなどに突撃して批判するのが流行りみたいですが、自分の知らないことに対する線引きが甘いんです。@Drhimajin

 
 
 
 

特に母親に子どもにワクチンを受けさせることの決定を強いてきたことについて、医師たちが検討するきっかけにすべきだったと思います

母としてジャッジされる言葉がすごく多すぎてインスタ見ててとても辛かった。

母親に共感同一化して、つらくなった御自身の心の癒しが大切なのは理解しました。
また、ワクチンに賛成でも反対でもなく、ただただ、母親にワクチン接種の自己決定を迫っている現状が気に入らないのだという理解でよろしいでしょうか?
医療から介入することの権力知に対して、木村先生ほど無邪気にはなれないが、母親にワクチン接種の自己決定の負担を強いるくらいなら、個人の自己決定権を犠牲にしてワクチン接種を義務化すべきとのお考えなのですね。
もしそうだとしたのなら、いくら臨床医に御不満をぶつけたとしても仕方がないと思います。他の方法を探った方が良いと思いますよ。

予防接種ってほとんど言葉の問題なんだよね。(中略)言葉と無関係に存立する科学なんて無いからね。

社怪学者である MizuhoH 氏から吐き出される汚らしい言葉の効果効能について、まずは検討されてみるというのは如何でしょうか?
 

インスタ医療団の法的根拠

 
日本国憲法 第二十五条

すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない

http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=321CONSTITUTION
 
医師法 第一条

医師は、医療及び保健指導を掌ることによつて公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=323AC0000000201_20160401_426AC0000000069&openerCode=1
 
予防接種に関する基本的な計画 厚生労働省

第二 国、地方公共団体その他関係者の予防接種に関する役割分担に関する事項

六 被接種者及びその保護者の役割

被接種者及びその保護者は、予防接種による感染症予防の効果及び副反応のリスクの双方に関する正しい知識を持った上で自らの意思で接種することについて、十分に認識し、理解する必要がある。

第三 予防接種に関する施策の総合的かつ計画的な推進に係る目標に関する事項

五 普及啓発の推進及び広報活動の充実

国は、被接種者及びその保護者等に対し、感染症に関する情報、予防接種の効果、ワクチンの有効性及び安全性、副反応のリスク及び副反応を防止するための注意事項について、普及啓発の推進を図る。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/kihonteki_keikaku/index.html#2-6
 
 

場 外 乱 闘

拙ブログ管理人の正体がだれなのか?ということについて、ツイッターでひと悶着があったようで、Toggter まとめになっています。ドタバタ喜劇のようなテイストがありますので、堅い話をご覧になった後の息抜きに如何でしょうか?
『犯人』に仕立て上げられた方々は本当にお気の毒です。

場 外 乱 闘 その後

これで、MizuhoH 氏は蒲田 典弘氏に対する形式的な謝罪すら取り消したと解釈しても差しつかえないでしょう。
 
 
ろくに読んでもいないはずの拙ブログをストーカーブログと決めつけておられますが、折角、東大法卒の司法関係者であらせられる高貴な身分の御親類がいらっしゃるのですから、ストーカー行為等の規制等に関する法律第二条及びその構成要件についてと、根拠無く他人を犯罪者と公言した場合に負わされることになるかも知れない法的責任についてもレクチャーを受けられることをお勧めします。
私のブログをスクリーンショットしてせっせと MizuhoH 氏に運んでいる氏の定義するところの私へのストーカー氏へお願いがあります。
氏は私のブログをご覧にはならないということですので、上記の部分をスクリーンショットして MizuhoH 氏へ届けていただけますでしょうか?
い つ も い つ も ご 苦 労 様 で す。
私は MizuhoH 氏とは違い、このくらいでストーカー呼ばわりしたり、訴訟恫喝をしたりはしませんのでご安心ください。
 
 
 
 

つづく